top of page
  • 執筆者の写真fujita yuichi

受験は自分との勝負

生徒の人生を左右する、

推薦生選抜テストがありました。





3日間で行われ、

高校入学から今回で5回目、

最後となります。

このテストの成績により、

学校から推薦してもらえるか

どうかが決まります。





実は先日もお伝えしたように、

中国では基本的に、

推薦入試はありません。

中国全土で17の高校のみ、

推薦入試が認められています。

山東省では、

この学校だけが、

認められています。

そのため、

こちらの学校は人気が

とても高いです。



学年1000人のうち、

上位160人くらいが

推薦可能と判断されます。

この枠に入らなければ

なりません。


そのため、

この推薦生選抜テストは

とても重要です。


その日の朝、

テスト会場である

第三学年校舎は

施錠されていました。

そして、始業時間前に

1つの入り口のみ開錠、

そこには警備員が立ちます。

教員も、

担当者しか、

その建物に入れません。

その建物の中に控え室、

職員室があっても、

入ることはできません。


僕も、

他学年の授業準備もあるのに、

自分の机に行くことができず、

大変でした。

事前にそのような

連絡はなかったので、

みなさん大変そうでした💭






試験の結果は

今週の金曜日に出ます。

そしてそれは、

去年は廊下に張り出されました。

誰もがそれぞれの

成績を確認できました。


成績には、

学校での生徒会活動や、

寮の監督係などの委員会、

運動会での成績など、

特別活動での成績なども

加算されます。


ここで推薦生に

なることができれば、

推薦入試に参加できます。


中国の大学入試である

「高考」を受けなくてよい

というのは、

凄いメリットです。


推薦入試の方が、

難易度の高い大学に

進学しやすいですから。



しかし、やはり、

日本の入試制度の方が、

学生には優しいです。

中国の規模を考えると、

高考というやり方は

仕方がないかもしれませんが。


日本では、個人のことを

比較的大切に考えてくれます。

若い人には、

自分は何ができるのか、

自分の特徴は何なのか、

しっかりと自分を大切にして、

進路決定をしてほしいと

思います。






閲覧数:34回0件のコメント

最新記事

すべて表示

平平安安

bottom of page