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  • 執筆者の写真fujita yuichi

ウルフマン

朝、音楽を聴きながら、

警備のおじさんが、

歌っていました。

なんか、

今日はいいことがありそうです。







宿舎の裏には山があり、

ぐるっと一周、

回れる道が整備されています。

そこを歩きながら、

ウォーと大声を出す、

健康法が流行っています。


外国人教員の中には、

ウルフマンが現れた、

と表現する人もいます。

僕は始めの頃は、

なんだか奇妙な印象を

持っていましたが、

今ではなんだか

癒しのように感じています。


朝早起きして、

まだ太陽も見えない

暗いとき、

ウォーアァァアー❗️と

聞こえると、

もう誰かが動き出し、

1日を始めていることが

分かります。

少し元気をもらいます。


ここでは、

ニワトリではなく、

ウルフマンが

朝を告げます。


得体が知れないもの

というのは、

自分がよく分かって

いないだけです。

自分が理解できないから、

奇妙に、不気味に感じます。


実際に、

発声しながら歩く人、

自分でも、

山の頂上まで登り、

町を見下ろしながら

叫んでみると、

こういうことだなって、

分かります。


ウルフマンは、

僕と同様に、

今日も頑張って、

1日を生きているのです。


さーて、

僕もがんばろー











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