ウルフマン
- fujita yuichi
- 2019年10月29日
- 読了時間: 1分
朝、音楽を聴きながら、
警備のおじさんが、
歌っていました。
なんか、
今日はいいことがありそうです。
宿舎の裏には山があり、
ぐるっと一周、
回れる道が整備されています。
そこを歩きながら、
ウォーと大声を出す、
健康法が流行っています。
外国人教員の中には、
ウルフマンが現れた、
と表現する人もいます。
僕は始めの頃は、
なんだか奇妙な印象を
持っていましたが、
今ではなんだか
癒しのように感じています。
朝早起きして、
まだ太陽も見えない
暗いとき、
ウォーアァァアー❗️と
聞こえると、
もう誰かが動き出し、
1日を始めていることが
分かります。
少し元気をもらいます。
ここでは、
ニワトリではなく、
ウルフマンが
朝を告げます。
得体が知れないもの
というのは、
自分がよく分かって
いないだけです。
自分が理解できないから、
奇妙に、不気味に感じます。
実際に、
発声しながら歩く人、
自分でも、
山の頂上まで登り、
町を見下ろしながら
叫んでみると、
こういうことだなって、
分かります。
ウルフマンは、
僕と同様に、
今日も頑張って、
1日を生きているのです。
さーて、
僕もがんばろー
Comments